今日は、未来の看護師等を目指す綾部高校の生徒様を対象とした職業体験実習「ジョブシャドウイング」を受け入れました。今回で4回目となります。
”ジョブシャドウイング”とは、看護師等病院スタッフに影のように密着し、仕事の現場をつぶさに観察する米国発祥の職業教育のスタイルです。
今回は、看護師12名、理学療法士1名、管理栄養士2名、薬剤師1名の志望者、合わせて16名が実習されました。
生徒の皆さんは、病院内での諸注意を厳守して取り組んでくださいました。
終わりの会では、
「訪問看護では、患者さんとの会話を引き出し、何気ない言葉からも情報を得ておられた」
「患者さんに応じて話し方や声の大きさを変えてすごいと思った」
「救急車のストレッチャーに乗ったが、走っている間は坂道を下っているのかと思った。実際に乗ってみないとわからないこともあり、いい経験になった」
「看護体験はなんども参加してきたが、今日はじめて経験することがいっぱいあってよかった」
と、色んな感想が出ました。
当院のような小規模の病棟を持つ病院でしか出来ない体験となったのなら幸いです。
この中から、京都府北部医療の充実のため、未来の医療人が生まれることを願ってやみません。
橋本看護師からこれからすることの説明を聞く生徒たち
作業にあたる熊谷薬剤師を後ろから見つめる生徒
伊藤理学療法士の施術を見守る生徒
救急室では実際に脈をとる体験も
片山主任看護師からは救急患者の処置手順を説明
終わりの会では感心するような感想も出ました