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平成26年度京丹波町地域包括医療発表会を開催いたしました【京丹波町病院グループ】

2015年3月16日

 前夜からの雨模様が続いた3月14日(土)の午後、地域包括ケアをテーマにした医療イベント第3弾「平成26年度京丹波町地域包括医療発表会」を開催いたしました。

 第2弾として開催した昨年は、ご多用のスケジュールを縫って、京都府立医科大学の学長「吉川敏一」先生にお越しいただき、大勢の皆さんに足を運んでいただきました。

 あれから1年、京丹波町の地域包括ケアを推進するために欠かせない地域医療の確保、その核となる病院同士の”病病”連携、このことについて町民の皆さんとともに理解を深めるためにお話をいただくとすれば

「今、この方を置いてほかにはいない」

 そういう講師をお招きすることが出来ました。昨年5月に公立南丹病院長に就任された辰巳哲也先生です。もちろん本町では初のご講演です。

 当日は、天候不順にもかかわらず、来場者は350名を超え、会場は超満員となりました。辰巳新病院長をひと目見たいという町民の皆さんの関心の高さが示されました。

 本番は、主催者からは畠中副町長が親しく皆さんにごあいさつを申し上げ、続いて京都府南丹広域振興局より杉山副局長様から盛会のご祝辞をいただきました。

 また、佐藤秀一郎前京丹波町病院長と京都府立医科大学の小児科のトップである細井創教授に京丹波町から感謝の意を込めて功労表彰を授与させていただきました。受賞した先生方からは心のこもったあいさつをいただき、会場の皆さんも聞き入っておられました。

 さて、本番に・・・

 第1部基調講演に立たれた辰巳先生からは、

 1超高齢化社会の到来と日本の医療が抱える問題

 2適切な医療・介護が提供される地域包括ケアシステムとは

 3地域包括医療における公立南丹病院の役割

 4公立南丹病院の心療科の紹介

の4部構成でお話いただきました。途中、ご趣味の絵画鑑賞のお話やフランス旅行で得られら知見を交えられ、南丹医療圏の最終拠点病院の病院長として多角的にモノを見て将来に向かって決断すべき時に決断していくと述べられました。広大な面積を持ち高齢化が進む圏域の北端に住む私たちの町にとっても、たいへん頼もしく感じられたお言葉でした。辰巳先生は、終始たいへん静かでやさしい語り口でわかりやすくお話いただき、聞き入っていると時間があっという間に過ぎました。

 その後は、新企画を2本、本番にぶつけました。

 理学療法士3名の健康体操は、座り続けの皆さんのカタさをほぐすことができたようで、終わると拍手を頂戴することができました。わずかな時間でしたが、手軽にできる肩こり等の対処法を経験していただけました。

 続く「LIVE!いきいき健康術」は、若手医師、看護師などが試行錯誤しながら皆さんに健康への知識とケアを伝えました。持ち時間8分を上手に使った者、アツくなりすぎてオーバーした者様々でしたが、会場の皆さんは、全員に笑顔と拍手を贈ってくださいました。

 垣田副院長がお礼を述べて散会となりましたが、大勢の方が会場後方の「職員紹介コーナー」に集まって、スタッフそぞれぞのユニークなポスターを楽しんでおられました。

 今回も、スタッフ手作りの会となりました。

 エントランスの受け付けには常勤医師や看護師が、そして案内にも看護師があたりました。駐車場や道路誘導は看護師が中心となって、寒さと闘いながら来場者の交通安全を確保しました。

 おかげさまで、事故もなく、アンケートにも本当に良かった、楽しかった、南丹病院のことや京丹波町との連携がわかって安心した等うれしいコメントが多数寄せられておりました。

 後片付けをしたスタッフにも安堵と充実の笑みが”看て”取れました。明日からの糧になることでしょう。

 来場者の皆さま、関係者の皆さまには、スタッフ一同心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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畠中副町長があいさつ

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京都府南丹広域振興局 杉山副局長からはご祝辞

IMG_2475.JPG感謝状授与のため壇上に立つ、(左から)細井教授、佐藤前院長

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辰巳南丹病院長の基調講演

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理学療法士による健康体操

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「LIVE!いきいき健康術」

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「職員紹介」ポスター

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