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iPADを使った地域包括ケア推進へのアプローチ【京丹波町病院】

2013年8月1日

京丹波町では、地域包括ケアシステムの推進をしております。

その一環として、京都府薬剤師会が行っております研究事業に参画するかたちで”iPADを使った実証実験”を行います。

昨年度に続き2年目となるこの事業、今回も京都大学野本教授の研究チームが開発しているiPADを使った在宅医療情報の共有の可能性について検証します。

さて、この事業の中身です。一人の在宅患者に専用アプリの入ったiPADを使っていただきます。その方は、毎日の体調その他の様子を、専用アプリに入力します。その情報は、同じiPADを持つかかりつけ病院スタッフや薬局、そして担当ケアマネによってすぐに確認することが出来ます。これまでなら、電話でしか手段がなかったところですが、これによって声で伝えることはもとより、文章、写真で入力することが出来るので、顔色、声の調子などを確実に各担当者に知らせることが出来ます。しかも、データの保存も可能ですので、何度も確認できます。この情報により心配なことがあれば、担当者間でのやりとりもできる。”情報の共有”がスムーズにできるというわけです。

幸い、京丹波町にはほとんどの世帯にCATVに入っており、インターネット環境が整っております。この通信環境のよさは、この取り組みを行うのに非常に有利とされており、京丹波町で事業を行うこととなりました。将来の在宅医療をはじめ、あらゆるケアがiPADのような小型端末をターミナルにして進められる、そんな可能性を検証するものです。

7月31日は、町内の医療、介護、 福祉の各分野の事業者の皆さんにお集まりいただき、打ち合わせ会議が開催されました。

はじめての参加者もおられ、iPADとアプリに触れておられましたが、その操作のカンタンなことに驚いておられました。

 

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