当院では、国の政策として厚生労働省がすすめています「医療の質向上」のために医薬分業を実施し、平成24年4月2日(月)から「院外処方せん」を発行することになりました。
これまで病院内でお薬の受け渡しをしていましたが、4月からは「院外処方せん」を受け取っていただき、病院の外にある保険薬局でお薬を受け取っていただくことになります。
よりよい医療とよりきめ細かいサービスを提供するために行うものであり、ご理解ご協力をいただきますようお願いいたします。
A.診察の結果、医師が治療上必要な薬の量や使い方を記入したものを「処方せん」といいます。「院外処方せん」は、病院内の薬局ではなく、病院外にある保険薬局へ持って行って調剤してもらう処方せんのことです。 .
A.京丹波町病院では、原則下記の時間帯は院外処方せんを発行いたします。その他の時間帯は、例外的に院内処方となります。
平日(月~金)午前9時から午後7時まで
第2・4土曜日午前9時から午後1時まで
※上記のうち、祝日・年末年始等の休診日は院内処方となります。
A.病院では、診察や検査分などの会計をしていただき、薬局では、お薬の会計をしていただくこととなります。確かに、院外処方せんにすることで患者様の負担額が高くなることがあります。これは、保険薬局でお薬をより安全に確実に服用してもらうために薬歴の記録や服薬指導が行われているからです。さらに、他の病院で処方された薬等との飲み合わせなども薬局の薬剤師が、より専門的な立場でチェックすることによって、安心して服用することができます。※ジェネリック医薬品に変更が可能なので、負担額が安くなる場合もあります。
A.薬の販売だけをする薬局と、院外処方せんを受け付けて調剤する「保険薬局」があり、ご自宅や職場、病院の近く等にある「保険薬局」で院外処方せんを受け付けています。
A.院外処方せんの有効期間は、通常、発行日を含めて4日間となっています。なお、ご都合によりご本人が行けない場合には、代理の方が処方せんを持参して薬をもらうこともできます。
A.どの薬局を選ぶかはご本人の自由です。しかし何よりも、ご自分のお薬を正確に管理してもらえる「かかりつけ薬局」を選ぶことが大切です。
上記をご確認いただき、なおご不明な点がございましたら、病院窓口またはお電話等でお問合せください。
※近隣の保険薬局一覧については、3月ごろにお知らせします。